こんにちは！
株式会社東和不動産 一級建築士事務所
デザイン企画室の中藪です！
ところで○○って何…？
定期的に更新しているシリーズブログ
「ところで○○って何…？」シリーズ！
今回の疑問は、
掃き出し窓って何？
人が出入りできる大きな窓部分。
こちらが“掃き出し窓”と言いますが、
なぜ、掃き出しというのか…？
他の窓とはどう違うのか…？
など、ご紹介できたらなと思います！
掃き出し窓って何？
窓ってどれも同じ…と思っていましたが、
場所や用途、大きさなどから違います。
掃き出し窓とは、窓の底辺部分が床まである、
引き戸式の大きな窓を指します。
部屋の明るさにも大きく関わることから、
リビングなどに設けられることが多い窓です。
掃除機のない時代に、
ほうきを使ってゴミを外に掃き出していた小窓を
「掃き出し窓」と呼ばれていました。
掃き出し窓を初めて聞いた時、
“吐き出し窓”と勘違いしてどういう由来！？
と思っていました(^^;
そんなわけないですよね(笑)
最近は、窓のサイズが大きくなり、一般的なサイズは、
幅1.7〜1.8m、高さ2.0m〜2.2m程度となっています。
採光や風通し、開放感などが得られる窓として、
人がよく出入りする場所に設けられることが多いです。
ベランダや庭などを繋ぐ役割としても使用します。
掃き出し窓と他の窓の違いとは？
窓には、掃き出し窓以外にも、次のように、
さまざまな種類があります。
天窓
…天井に設置される窓。
はめ殺しタイプ（開閉できない固定された窓）は
採光、開閉式タイプは採光と換気の両方に役立つ。
高窓
…天井に近い、高い位置の壁に設置される窓。
周辺に建物が密集し、障害物が多い場合でも
太陽の光を取り入れやすい。
出窓
…外壁の外に張り出した窓。壁よりも
45cmほど外に出っ張っているため、
部屋を広く見せる効果がある。
コーナー窓
…空間の角に設置される窓。
2方面から採光できる。
腰高窓
…成人が立ったときの腰の
位置くらいに設置される窓。
窓の種類については
コーディネーターの朝日さんがご紹介されて
いますので、こちらの記事をご覧ください(^-^)
↓↓↓
【どんな窓があるの…？】
では、掃き出し窓の
メリット・デメリットを見ていきましょう。
掃き出し窓のメリット
出入りがしやすい掃き出し窓は
人が出入りできる程の大きさの窓です。
物の出し入れや、災害時の脱出経路となり、
避難がしやすくなるのもメリットです。
風通しがよくなる
サイズが大きいことから陽の光を取り入れ
やすく、設置する方角によっては、
光と風を両方取り入れられることもあります！
開放感がある
大きな窓が一つ設置されているだけで、
開放感や風通しの確保、外の景色が見えるなど
開放感が生まれます。
部屋全体が壁に覆われているよりも
部屋全体が広く感じられます。
＊＊＊
掃き出し窓のデメリット
プライバシーや防犯面の心配
窓が大きいと屋外からの家の中などが
見えやすく、プライバシー面や防犯面が
不安なことも…
目隠しになるフェンスやカーテンなどを
設置することによって防ぐことが可能です。
暑さや寒さなど外気の影響を受けやすい
窓から差し込む日差し…
天気のいい日や暑い夏だと強い日差しによって
部屋の温度が上昇したり、
冬は冷気が出入りしやすいため、
断熱性や冷暖房効率が下がる要因になることも。
窓を二重窓にしたり、断熱シートを活用するのも
対策としておすすめです。
防音性が下がる
掃き出し窓は開口部が大きいため、
音を通しやすくなります。
外気の影響と同じく、窓を二重窓にすると
防音対策にもなります。
＊＊＊
一般的にはリビングには掃き出し窓が
必要ですが、掃き出し窓以外を
検討したい方もいると思います。
風通しなどでリビングに掃き出し窓があるのは
とても便利ですが、絶対にリビングに
設置しないといけない訳ではないです。
メリット、デメリットを理解して
お家選びをするのが一番ですね！
ホームページでは施工事例を多数掲載！
是非ご参考までに♪
↓↓↓
【東和不動産 施工事例ページ】
では今回はこの辺で！
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